2月29日、世界中に大きな衝撃が走った《大谷翔平、結婚》の速報。NHKの午後9時のニュースでも、同日開かれていた衆議院の政治倫理委員会の内容に先んじて大谷の結婚が扱われるほどの注目度の高さだった。

パートナーの支えも受け、打者に専念する新シーズンの大活躍が期待される大谷だが、「女性自身」の読者をみても彼への関心度は極めて高い。それを証明するデータがある。本誌では、毎号読者アンケートを実施しており、そこには「購入きっかけの記事」「よかった記事」「いまの悩み」などの項目が並ぶ。同時に「関心のある有名人」という設問があり、この集計において、じつに直近の40週にわたって1位に君臨し続けているのが大谷翔平なのだ。本誌は毎号、皇室や芸能、スポーツと幅広いジャンルにわたって“旬な有名人”の今について取り上げているが、読者の関心が一人の人物にここまで集中するのは極めて異例のことと言える。

「活躍を知るとこっちも元気をもらえる」「まるで漫画の主人公のようで、注目せずにはいられない」「真剣な顔つきと、野球少年の笑顔のギャップが魅力的」などが読者から支持される主な理由だ。メジャーリーグでも二刀流を貫き、日本選手史上初となる本塁打王を獲得する大活躍をはたしたシーズン中のみならず、オフシーズンも大谷への関心度は高い水準のまま推移している。

この「V40」の記録が偉大といえるのは、大谷が名だたるビックネームを押しのけてトップに位置しているからである。今回は、この期間(2023年3月21日号〜2024年2月20、27日合併号)の本誌アンケート「関心のある有名人」のデータをスコア化することに。どんな有名人がランクインしているか、またトップ5の顔ぶれについて、最近の活躍ぶりについてみていくことにした。

【ランキング算出方法】 直近40号の本誌アンケートの「関心のある有名人」の上位を、1位を3ポイント、2位を2ポイント、3位を1ポイント、と毎号ポイント化。毎号1位の大谷は3点×40回=120ポイントとなる。

集計結果から、トップ5の顔ぶれを見てみるとーー。

第5位 平野紫耀(18ポイント) 5位にランクインしたのは平野紫耀。昨年はKing & Princeを脱退、所属事務所も移り、「Number_i」のメンバーとして新たなスタートを切った。 アンケートで3位にランクインした本誌7月25日、8月1日合併号では「号泣苦悩45日! 大病母へ恩返しの再デビュー」という見出しで、踊り続けることを誓った彼の決意の裏側について報じている。最近では「サントリージン翠」のCMも好評で、Number_iとしても初のテレビ出演、デビュー曲発表と、勢いを加速させている。

第4位 愛子さま(21ポイント) 4位には、学習院大学をご卒業、4月には日本赤十字社へ嘱託職員として入社される節目の年を迎えられた愛子さまのお名前が。天皇皇后両陛下とのスリーショットの機会も増えており、毎号多くの人がご動静に注目しているようだ。今年の最初の発売となった本誌1月16、23日合併号では、表紙で天皇皇后両陛下と愛子さまのお写真を、カラーグラビアのトップページではローブ・デコルテにティアラをお着けになり新年祝賀の儀に臨まれるご様子を掲載している。お仕事とご公務を両立され、さらなるご活躍に期待が高まる。

第3位 目黒蓮(33ポイント) トップ3の一角にはSnow Manの目黒蓮がランクイン。22年10月期のドラマ『Silent』で知名度をさらに高めると、以後本誌のアンケートでも上位の常連に。本誌7月11日号では、表紙に加え、中面でもカラーグラビア+ピンナップの計10ページに目黒蓮が登場。この号のアンケートでは2位に入っている。アーティスト、俳優の活動に加え、日本人として初めて「FENDI」のアンバサダーに抜てきされるなど、活躍の場を広げている目黒。大谷の牙城を崩す可能性は十分にありそうだ。

第2位 羽生結弦(72ポイント) 大谷翔平のV40の間、トップの座をうかがっていたのがプロフィギュアスケーターの羽生結弦だ。五輪連覇をはたした後にプロに転向、その後も高い人気を集めている羽生。昨年は電撃結婚、そして105日で離婚というプライベートに関するニュースでも注目を集めた。アンケートの獲得票数で大谷に最も肉薄したのは、本誌7月18日号。この号では「羽生結弦 カナダで大号泣! 命の氷に救われた…」と題し、かつて拠点にしていたカナダ・トロントのリンクで子供たちに向けて披露したスピーチについて報じている。羽生の技術は衰えるどころか、現役時代より進化しているという声もあり、ミラノ五輪出場という可能性もゼロではない。ゆづはこれからも多くの人々を魅了し続けてくれそうだ。

第1位 大谷翔平(120ポイント) 名だたるスターの名前が毎週登場するなか、40週にわたって「関心のある有名人」のトップに君臨し続けた大谷翔平。期間中、本誌で表紙を飾った回数は5回。活躍ぶりを伝えるカラーグラビア、そのモチベーションの源泉となっている彼の主について取り上げた活版記事も、軒並み本誌アンケートの「よかった記事」で上位にランクインしている。オープン戦でも今シーズンの活躍を確信させる愛上がりぶりをみせている大谷。その活躍ぶりは、当面多くの人の関心の中心にありそうだ。